2025年は、乃木坂46の冨里奈央(とみさと なお)さんにとって、持ち前の「癒やし」の魅力に「力強さ」と「クリエイティビティ」が加わり、アイドルとしての枠を大きく広げた「表現者・冨里奈央」が覚醒した1年となりました。
1. 2025年春:『ネーブルオレンジ』での選抜復帰と成長の証
2025年の幕開けとともに、ファンを最も喜ばせたのは38枚目シングル『ネーブルオレンジ』(3月26日発売)での選抜復帰でした。
アンダーでの経験を糧に: 前作(37枚目シングル)ではアンダーとして活動し、アンダーライブでの座長経験を通じて、パフォーマンスへの自信と責任感を養った冨里さん。3月2日に放送された『乃木坂工事中』の選抜発表では、再び選抜メンバー(3列目)として名前を呼ばれました。
「笑顔の向こう側」の表現: 『ネーブルオレンジ』の活動期間中、彼女はブログで「アンダーで学んだ『届ける力』を、選抜という大きな舞台でも発揮したい」と語りました。音楽番組でのパフォーマンスでは、従来の「可愛らしいナオちゃん」だけでなく、曲の世界観に合わせた切ない表情や、指先まで意識したしなやかなダンスを見せ、成長を印象づけました。
2. 写真家としての顔:連載『NAOGRAPHIC』の本格始動
冨里奈央さんを語る上で欠かせないのが、趣味のカメラ(通称:なおカメラ)です。2025年、この特技が公的な仕事として大きく花開きました。
雑誌連載『NAOGRAPHIC』: 徳間書店発行の雑誌(『月刊エンタメ』等)にて、彼女自身の持ち込み企画とも言える写真連載「NAOGRAPHIC」が本格的に展開されました。「同期メンバー全員のソロ写真集をプロデュースしたい」という彼女の夢が、連載という形で一歩ずつ具現化。
メンバーの「素」を引き出す魔法: 冨里さんの撮影する写真は、同じ時間を共有するメンバーにしか見せない、リラックスした表情や一瞬のきらめきを切り取ることで定評があります。5月や6月の連載回では、五百城茉央さんや一ノ瀬美空さんをモデルに迎え、ファンの間でも「なおちゃんにしか撮れない最高の一枚」と絶賛されました。
クリエイターとしての評価: 雑誌『コマーシャル・フォト』2025年10月号などの専門媒体でも彼女の視点が取り上げられるなど、アイドルの枠を超えたクリエイティブな才能が認められた年となりました。

3. 秋の激動:地上波ドラマ初主演『ふたりエスケープ』
2025年最大のトピックと言えば、10月からスタートしたテレビ大阪・テレビ東京系列のドラマ『ふたりエスケープ』での地上波ドラマ初主演です。
先輩・岩本蓮加さんとのW主演: 人気漫画を原作とした本作で、冨里さんは締め切りに追われる漫画家の「後輩」役を演じました。同じ乃木坂46の先輩である岩本蓮加さん演じる「先輩」と共に、現実逃避(エスケープ)を繰り返すコミカルで愛らしい物語です。
「演技」という新たな武器: 冨里さんにとって初の地上波ドラマ、かつ主演という大役。当初は不安を口にしていましたが、クランクアップ(12月5日)のコメントでは「毎日が大爆笑で、幸せな撮影期間だった」と語るほど、現場を楽しんでいました。
反響: 彼女の持つ天真爛漫な魅力と、時折見せる困り顔がキャラクターに完璧にマッチ。SNSでは「#ふたりエスケープ」が毎週トレンド入りし、女優・冨里奈央としての認知度を一気に押し上げました。

4. ビジュアルとメディア:19歳の誕生日と「少年チャンピオン」表紙
9月18日に迎えた19歳の誕生日。10代最後の年に入り、彼女のビジュアルはより洗練され、モデルとしての需要も急増しました。
『週刊少年チャンピオン』初表紙(9月4日発売): ドラマ出演を記念し、第40号の表紙と巻頭グラビアを担当。作中の制服姿でのコラボグラビアに加え、188cm(※ネタとしての高身長設定へのオマージュも含め)あるかのような存在感と、164cmのすらりとしたスタイルを活かした美脚ショットも披露。多くの読者の心を掴みました。
大人への階段: 10代最後の誕生日に際してのブログでは、「自分を好きになれなかった時期もあったけれど、今はカメラや演技を通して、自分の居場所を見つけられた気がする」と、精神的な成熟を感じさせるメッセージを発信しました。
5. ライブとイベント:グループを支える「癒やし」の支柱
13th YEAR BIRTHDAY LIVE(味の素スタジアム): 5月に開催されたスタジアムライブ。5期生の楽曲『考えないようにする』などでは、彼女の柔らかな歌声が会場を包みました。ユニットコーナーでは、身長を活かしたダイナミックなダンスも披露し、スタジアムのどこにいても見つけられる華やかさがありました。
真夏の全国ツアー2025: 夏のツアーでは、もはや「5期生の末っ子組」という甘えを捨て、一人の選抜メンバーとして堂々とパフォーマンス。MCではお得意の「モノマネ」や、メンバーを和ませるトークで、緊迫したステージ裏の空気も明るくする、乃木坂46の「心の拠り所」としての役割を果たしました。
総括:2025年の冨里奈央
2025年の冨里奈央さんは、「自分の「好き」を「形」にした1年」でした。 写真は「NAOGRAPHIC」として連載になり、演技は「ふたりエスケープ」として主演ドラマになり、そしてそれらが彼女自身の選抜メンバーとしての自信に還元されていきました。
10代最後を駆け抜け、2026年にはいよいよ成人を迎える彼女。 「なおカメラ」が捉える未来が、そして彼女自身が歩んでいく道が、より一層輝かしく、多くの人を癒やすものになることは間違いありません。乃木坂46という大きな木の中で、冨里奈央という花は2025年、最高に美しく、独創的な色で咲き誇りました。















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